| ■森吉山 四季のみどころ |

山人平
森吉山は花の百名山に教えられ、シーズンを通して様々な高山植物が咲き誇ります。この森吉山で屈指のお花畑が山人平。森吉山頂東側に位置し、イワカガミとチングルマが混生する大群落と、ヒナザクラやミズギクが群生する湿原で構成されています。また、ここから山頂やヒバクラ岳に広がるヒバクラ湿原を展望できます。
太平湖
小又川上流に昭和28年に造られた周囲30kmの人造湖。例年6月1日の湖水開きとともに遊覧船「森吉丸」が小又峡まで運行し、新緑と錦の紅葉が堪能できます。大小13の渓谷渓流が注ぐ太平湖には、イワナ、コイ、ワカサギなどのフィッシングスポットです。

小又峡
小又峡は、森吉山東麓のノロ川原生林を源として大小100余りの瀑布、おう穴、深渕からなる渓谷郷で、県の名勝天然記念物に指定されています。
太平湖遊覧船で30分、小又峡船着場からは1.8krnの遊歩道が整備されており、横滝・曲滝・ガマ淵・三角滝・穴滝・化ノ滝・化ノ穴滝と個性あふれる滝や「おう穴」が続き、遊歩道の終点に高さ20m迫力端点の「三階滝」が現れます。
|

桃洞・佐渡杉
桃洞・佐渡杉は、森吉山の南東部に生育する天然杉の群落です。通常の杉は標高600〜700m以下の地域に生育するのに対し、桃洞・佐渡杉は標高800〜950mの豪雪・高山地域に育つことから耐寒雪性の杉として知られ、昭和50年に天然記念物に指定されました。桃洞・佐渡杉の生育範囲は、約600haにわたり、樹幹が直通で見事な杉がブナを主とする広葉樹林と混交しています。
秋田内陸縦貫鉄道
秋田県の南部と北部を結ぶ秋田内陸線。角館から鷹巣までの94kmの沿線は広大なみどりの世界がひろがります。季節ごとに鮮やかに染まる大自然は、折々の風情を醸し出し、旅人を暖かく迎え入れてくれます。
マタギ
厳しい自然を克服してきたマタギは、野ウサギや鹿、熊などを自由に追い求め狩猟してきました。樹木や生物、峰々渓谷には霊が宿り、この天地自然を守り支えるのは「山の神」であるとする山岳信仰を代々継承してきました。このため、マタギは、「自然のものは山の神が支配するもので、山の恵みは授かりもの」として山に入る前には、山の神の加護と豊穣を祈願し、山から出てきた時には、感謝の拝礼を行って山の神を敬い祭りました。 |

安の滝
二段構造で高さ90mの安の滝は、「日本の滝百選で第2位」に選ばれる東北屈指の名瀑です。左側に130mの白糸の滝を従え、断崖絶壁を下る滝の流れは見るものを圧倒し、この滝に秘められた悲恋伝説を思い起こさせます。安の滝園地駐車場から約1.8kmの遊歩道は多種のカエデ類が自生し、秋には色とりどりの紅葉が楽しめます。

森吉山野生鳥獣センター
本州で初めてクマゲラの営巣が確認された奥森吉。ノロ川のブナ原生林は、国設鳥獣保護区に指定されています。このクマゲラが生きる森とそこに暮らす野生動物などの展示や映像を通じて、奥森吉の自然を訪れる方々にわかりやすく提供する施設です。野生鳥獣センターで得た情報をもとに、ブナの森へ出かけてみましょう。
桃洞渓谷
桃洞渓谷はノロ川源流部の一つです。野生鳥獣センターから見事なブナ原生林の中を3.7kmの森林浴を楽しむと、桃洞渓谷が姿を見せます。ここから渓谷のシンボルの桃洞滝(女滝)までは、一枚岩の谷が0.5km続きます。さらに上流の八階の滝、中の滝、男滝へはザイルなどの装備が必要です。
|

森吉山
この地域は2〜3mの積雪を記録する日本有数の豪雪地帯で、地域すべてがスノートレッキングのフィールドとなります。一面の銀世界の中をスノーシューやクロカンスキーを履いて雪遊びするも良し、マタギ気分で動物の痕跡を探すも良し、樹氷が広がる別世界へゴンドラで足を伸ばすのも良し、豪雪ならではの雪遊びがお勧めです。

樹氷
森吉山の樹氷は、阿仁スキー場のゴンドラ山頂駅舎からも見ることができ、徒歩5分で日本一簡単に樹氷を鑑賞できるのが魅力です。残雪・新緑・紅葉の季節もさることがら、冬の森吉山の魅力も格別です。果てしなく広がる白銀のうねりと妖しく輝くアオモリトドマツの樹氷の群。樹氷や霧氷を縫っての林間スキーの素晴らしさを味わえるのも森吉山ならではです。
|